致死率100%の病は早期発見が大切
ベンガル君
FIPの治療を開始してから順調に回復して
今の所再発の様子はなく7月中旬に最後の検査で
となります
ここまで回復して元気になったのも
獣医師さんの協力があったからです
そして何よりも早期に発見した事も大きな影響があります
その後FIPと診断されている子がちらほらいたので
ベンガル君の場合どんな感じだったのかブログに残したいと思います
ベンガル君は
ドライタイプのFIP
ドライタイプは進行が遅く早期の時は気が付きにくいのが特徴です
SNSで見かける猫ちゃんで様子がおかしく病院でも原因不明となり、後日FIPかもとなっている子達とベンガル君に共通していたのは
下痢
食欲不振
体重減少(痩せる)
毛艶が悪くなる
毛がばさつく
診断で原因不明
の場合が多かったです(個人の感想)
ベンガル君の場合は
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発症前
食欲:良い(数回に分けて食べ切る)
元気:暴君の如く動き回る
便 :普通、時に軟便、下痢
体重:4kg
毛艶:良い
診察結果:健康元気
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発症直前
食欲:悪い(以前よりも数回に分けて食べるが食べきれない時もある)
元気:元気だともみれるが以前ほど暴れる事はない
便 :下痢、時々軟便
体重:4kg
毛艶:毛艶がなくなってきてバサつきが目立つ
診察結果:特に問題はないので下痢薬処方
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発症
食欲:少し有(食べるが半分以上は残す)
元気:遊ぶがすぐやめる
便 :下痢
体重:3.8kg
毛艶:毛艶がなくバサバサ
診断結果:原因不明なので体質かも
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発症後数日
食欲:無し(数口食べるがほぼ残す、液体だけ舐める)
元気:反応はするが軽く動く程度
便 :粘液便(下痢とはちがった少し茶色液)
体重3.6kg
毛艶:まるで老猫の様な体毛
診察結果:
1日目 原因不明、下痢薬処方、インターフェロン注射、ステロイド剤処方
(薬の効果か食欲も少し回復、便でたがすぐに戻った)
3日目 腸の腫れ、リンパの腫れがかなりの大きさである原因不明(FIP可能性有)、ステロイド剤処方(前回と同じく回復の兆しがあったが微妙)
5日目 FIP治療経験の豊富な協力病院にて診察 FIPの可能性大 FIP治療開始
というのが当初の流れでした。
発症してから3日目の病院の診察でドクターから
腸やリンパの腫れでてきている、原因が分からない状態や血液検査の結果(体内の炎症を示す数値)から総合的に見てFIPの可能性があると考えた方がよいと言われました。
そこから先生にお願いして協力病院にいく治療を開始するに至りましたが、FIPじゃないかもと検査等をして回っていたらもう少し違う結果になっていたかと思います。